4か月で終了したサービスも!?メルカリが撤退したサービス6選

企業
市場情報東証マザーズ 4385
2018年6月19日上場
本社所在地 日本
〒106-6118
東京都港区六本木6-10-1
六本木ヒルズ森タワー18F
設立2013年2月1日
業種情報・通信業
法人番号6010701027558
代表者山田進太郎(代表取締役会長兼CEO)
小泉文明(社長兼COO)
資本金175億5,960万円
売上高連結:220億71百万円(2017年6月期)
営業利益連結:△27億75百万円(2017年6月期)
経常利益連結:△27億79百万円(2017年6月期)
純利益連結:△42億7百万円(2017年6月期)
純資産連結:59億16百万円(2017年6月期)
総資産連結:602億52百万円(2017年6月期)

出典:メルカリ – Wikipedia

みなさんはフリマアプリのメルカリは使っていますか?

手軽に出品できて何でも売れるから便利ですよね。

2016年3月に第三者割当増資で84億円を調達したり、2018年には東証マザーズへの上場で話題になりました。

2018年7月に発表された情報では、出品数が10億品、日本国内でのアプリダウンロードが7,100万件、月間アクティブユーザーが1,000万人とフリマアプリのシェアとしてはほぼ独占状態に近いアプリです。

そんなメルカリですが新規事業も積極的に行っており、2015年9月に100%子会社の株式会社ソウゾウを立ち上げて「次のメルカリ級事業を創る」ことをスローガンにいくつか新規サービスを立ち上げています。

ただし中々立ち上げはうまくいっておらず、始めるのも早いですが終わるのも早いメルカリの撤退サービスを時系列形式で6つご紹介します。※ランキング形式ではありません

1 メルカリ アッテ(開始:2016年3月~)

開始時期:2016年3月

終了時期:2018年5月

メルカリアッテは地域密着型のコミュニティアプリとしてリリースされました。

メルカリはフリマでアプリ上で売買するのに対して、メルカリアッテはその名の通り、直接会って品物を売買したりスキル(家政婦、語学学習)を売買したりするアプリです。

ただ、実際に会って取引するため怖い・不安といった声もありました。

メルカリにしては2年以上続いたサービスなので長いほうですが、トラブルの元になったり、手数料も無料だったためマネタイズ面でも思うようにいかなかったものと思われます。サービスを終了し本業のメルカリへ経営資源を集約するとしています。

2 メルカリ 英国事業(開始:2017年3月~)

開始時期:2017年3月

終了時期:2020年6月(予定)

2018年12月にメルカリが英国事業を2020年6月を目途に撤退すると発表しました。

理由としては「期待する水準に達しなかったため」としています。

これまでメルカリでは日本国内と米国にサービスを展開していますが、2015年11月に英国の現地法人を設立し、2017年3月からアプリをリリースしサービス展開をしていました。

英国や欧州では個人間での売買やバザーなどが教会や道端などでも頻繁に行われており、それをアプリでやり取りするという変化に現地人がついていけなかったものと思われています。

2018年6月の業績で売上高が43万円、営業損失が役10憶3000万円となっていました。

英国ではサービスリリース直後だったこともあり、手数料を無料にしていたため、テストマーケティングの扱いで売上はほとんど無かったようです。

撤退の見極めが早いですね。

3 メルカリ カウル (開始:2017年5月~)

開始時期:2017年5月

終了時期:2018年12月17日

メルカリ カウルはメルカリ内の人気カテゴリである本・CD・DVD/ブルーレイ・ゲーム 等の「エンタメ・ホビー」カテゴリに特化して使い勝手をさらによくしたフリマアプリでした。

主には出品したい商品のバーコードを読み取るだけで商品情報が自動入力されて過去の売買価格から売れやすい価格を推奨してくれる機能もありました。

ただ、これらの機能が本体のメルカリにもほとんど追加されたこともあり、単体のアプリとしてはサービス終了に至ったようです。

4 メルカリメゾンズ(開始:2017年8月~)

開始時期:2017年8月

終了時期:2018年8月31日

メルカリメゾンズはブランド品に特化した査定&売買アプリです。

主に下記の特徴を備えていました。

  • 査定機能で出品したいブランド品の相場が分かる
  • ガイド付きの簡単出品機能
  • メルカリに同時出品
  • 偽ブランド品保証

特にサービス終了の理由は語られていないですが、事業としての水準に至らなかったためというのは変わらないでしょう。結局はメルカリにも出品されてそちらのユーザーの方が多いためにユーザーはメルカリだけで事足りていたり、運営側も二重に管理する手間がかかっていたのではないかと思います。

5 メルカリNOW(開始:2017年11月~)

開始時期:2017年11月

終了時期:2018年8月20日

メルカリNOWは売りたい商品をカメラで撮影するとその場で自動査定し買取してくれるというアプリです。

メルカリの手軽さをそのまま活かしたサービスでしたが、当時既にCASHという競合アプリがありユーザーを増やしていたので追い越せない&運営側の工数的にも厳しくなってしまったのが原因かと思われます。

特に公式には理由は発表されていませんが採算が合わない、工数に見合わないというところかと思われます。

6 teacha(開始:2018年4月~)

開始時期:2018年4月

終了時期:2018年8月21日

teachaはシェアリングエコノミー型のスキル売買に特化したフリマアプリです。

こちらはメルカリ事業の中でも最短の4か月という期間で撤退しています。

ユーキャンや学研などとも提携して始めていましたが、早いですね・・・。

既にシェアリングエコノミー型は世に多く出ており、ココナラをはじめ、エニタイムズ、REQU、TIME TICKETなど多くあり、クラウドソーシングでも代替できるため、競合も多くレッドオーシャンなため、立ち上げるのにも時間がかかりすぎ撤退を決めたのではないかと思われます。

メルカリ撤退事業まとめ

事業名内容開始時期終了時期
メルカリアッテ
地域コミュニティアプリ2016年3月2018年5月31日
メルカリ英国事業
メルカリ事業英国版2017年3月2020年6月(予定)
メルカリカウルエンタメ特化型アプリ2017年5月2018年12月17日
メルカリメゾンズブランド品特化型アプリ2017年8月2018年8月31日
メルカリNOW即買取サービス2017年11月2018年8月20日
teachaスキル売買アプリ2018年4月2018年8月21日

いかがでしたでしょうか。

メルカリは本業がユーザーも多くそのユーザーが別事業のアプリも使ってくれるので立ち上げ当初のユーザー数にはそれほど苦労しないように思えますが、その後のユーザー数増加やマネタイズ面で中々苦戦しています。

メルカリカウルやメゾンズのようにメルカリ本体への機能追加を主とした撤退もあれば、新事業の撤退もあり、いずれも数か月~2年程度で撤退をしています。

メルカリを超えるほどの事業の柱を作ろうとしているため、多少ユーザー数がいたとしてもキラーコンテンツにならずにだらだら続けるよりは早めにスパッと事業を整理しています。経営判断が早いですね。 特に上場してからは事業整理が加速しているように思われます。

メルカリに次ぐ事業が立ち上がるか今後も注目です。

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